5/14/2013

ノヴァンシア

Novancia 

モンパルナスに斬新でカラフルな、パリ市内には珍しい建物を見つけました。調べたところこれはビジネス関係のグランゼコール(専門大学)で、ストラスブールの欧州会議場やパリのインスティチュート・モンド・アラブなど、有名な建物を沢山手掛けたアーシテクチュール・ストゥディオが担当し、2011年に完成した建物でした。
環境保護の最も理想的なエネルギーは、エネルギーを使わない事というモットーの基に、空気の入れ替え可能な膨らんだ素材が建物の内側全体を覆い、保温、防音が完備し、外側をウロコのように覆う縦長のガラスは、冬の太陽を導き入れ、夏の太陽を遮断するよう、微妙な角度で設置されているそうです。入口は旧館の方にあり、こちらは1908年の建物をそのまま残して修復されています。


Novancia  3 rue Armand Moisant 15e   
Architecture Studio  http://www.architecture-studio.fr/en/

5/12/2013

エコール・ド・パリのアトリエ小路


Chemin de Montparnasse  

ショッピングエリアとはちょっと離れたモンパルナス駅の“裏側”のような所に、シュマン・ドゥ・モンパルナスがひっそりと隠れています。1900年の万国博覧会の廃物利用で作られたアトリエが並んだ、ほんの100メートルほどの小路ですが、第一次世界大戦中に、ロシア人の画家マリー・ワシリエフが小さなレストランを開き、“アーティストの食堂”と呼ばれて親しまれました。この食堂に集まったお客様は、ざっと挙げただけでもピカソ、ブラック、モジリアニ、レジェ、マックス・ジャコブ、コクトー、マチスなどすごい顔ぶれ。ウッディー・アレンの映画、ミッドナイト・イン・パリのように、ちょっとその当時を覗いて見れたら素晴らしいことでしょう。
今は小さなモンパルナス美術館と、アトリエやデザインオフィスが並んで活動を続けていますが、大人数で押しかけると壊れてしまいそうな儚い美しさがあり、このまま静かに眠っていてほしいような場所です。



Musée de Montparnasse  21 Av. De Maine 15e

5/08/2013

キツネがプチ・バトーのアートディレクターに

Petit Bateau x Kitsuné 

プチ・バトーは、レディースとメンズのプレタポルテ・コレクションのアートディレクターとして、マサユキ・クロキとジルダ・ロエックのコンビ、キツネを迎えるそうです。既にプチ・バトーとキツネは、コラボでカプセルコレクションを2シーズン発表していますが、今回は2013-14年秋冬コレクションから計6シーズンと、長期にわたる契約です。

プチ・バトーはどうしてもアンダーウエアーとベビー服のイメージが強く、工場ブランドの常でプレタポルテのデザイン性に弱点があり、またアメリカン・アパレルやユニクロなど、沢山の競争相手が現れて苦戦中です。プチ・バトー創立以来120年間のアーカイブを研究し直し、ボボ達のファンが多いクールなキツネのテイストで、トレンドにマッチしたスタイルにアレンジし直すとか。とても楽しみです。
パレ・ロワイヤル近くのブティック、メゾン・キツネ
Maison Kitsune  52 rue de Richelieu 1e http://www.kitsune.fr/
Petit Bateau  36 rue de Sévigné 他多数 http://www.petit-bateau.fr/

5/06/2013

スタジオ・ピッコーネ・ローマのデザイン全集

Studio Picone Roma

Archivio Studio Picone Romaというタイトルで、ジュゼッペ・ピッコーネのデザイン全集が発売されました。
ジュゼッペ・ピッコーネ(19262008)はまず陶芸家として出発し、北欧のクリエーション、特にマリメッコから影響を受け、黒い帽子をかぶったカトリックの司祭“プレチノ”(小さな司祭)をデザインし、以後プレチノはマスコット的にずっと彼のテキスタイル・デザインに登場します。
1958年にアトリエ・ラボラトリーをローマに開き、彼のプリントが評判になり、テキスタイル、モード専門に転向。彼の活躍は、当時のメイド・イン・イタリアのファッションの発展に大きく貢献し、アメリカ、ブラジル、スペイン、イギリス、ドイツ、特に日本に沢山輸出されたそうです。
彼の仕事をほとんど網羅したデザイン集はこれが初めて。ユーモアたっぷりで、ハッとさせられるようなデザインには脱帽です。英語版とイタリア語版があり、有名書店で発売中、50


Studio Picone Roma http://www.studiopiconeroma.com/

5/04/2013

アイリーン・グレイ展

Eileen Gray au Centre Pompidou

ポンピドーセンターでアイリーン・グレイ展をやっています。E.グレイは20世紀初頭にインテリア、建築の分野で活躍した女性ですが、ミステリアスな影のある人物のようで、なぜか30年代を境に何十年も忘れ去られていました。70年代に彼女のついたてが空前の高値で落札されて話題なり、また先日サンローランの死後所持品がオークションされた時に、E.グレイ作のドラゴンの肘掛椅子が、想定価格3百万€のところ、なんと2千百90万€で落札されるなど、最近彼女の株は急上昇中です。
Villa E1027
 

1878年にアイルランドで生まれ、ロンドンのアートスクールで絵を勉強した後漆塗りに興味を持ち、パリに居を移し、まず日本の塗りの専門家の協力を得て、オートクチュールのメゾンや富裕層、著名芸術家などの注文を受け、沢山のすばらしい什器を作りました。20年代後半からは、ジャン・ヴァドヴィチやル・コルビュジエなどの建築家から影響を受け、そのころ女性には門戸が開かれていなかった建築を手掛けます。1926年にジャン・ヴァドビチとヴィラE1027を、1934年には自分自身のヴィラを設計。亡くなる前に個人的な書類を破棄したらしく、その後の動向ははっきりせず、1954年に新しい自宅Lou Pérouの設計を最後に建築から離れ、1976年にパリで亡くなりました。
彼女の家が裕福だった事、父親が画家だった事がラッキーだったとはいえ、19世紀に生まれ、一貫して自分の理想を追い求め、独立を保った1人の女性の歴史としても、感慨深い展覧会でした。
この小テーブルは彼女のトレードマークのように、どのポスターにも使われています。
Eileen Fray   Centre Pompidou   www.centrepompidou.fr   5月20日まで

5/02/2013

コペンハーゲンにて

Escapade Copenhagen                   
まずは街中が自転車、自転車、自転車!

そして運河

街角のデザイン
 

ストリートマーケット

One man's trash, another man's treasure ある人のゴミは他の人の宝物!