8/23/2016

モスクでミントティーを


Thé à la menthe a la Grande Mosquée de Paris 

8月も20日を過ぎると、南仏、イタリア、スペイン、遠くはギリシャ、ポルトガルでバカンスを過ごして北上するパリジャンやフランス以北の国々の車で、フランスのオートルートが一杯になります。今週末は大渋滞が予想され、パリは9月1日の新学期の始まりを境に、突然にまた元の忙しい顔に戻るのですが、週中はまだ車が少なく、閉まっているお店も多くのんびりムード。今日は30℃近くにまで気温が上がったので、暑さにぴったりで異国情緒満点の、モスクのサロンドテに行ってきました。


場所は5区の植物園近くにあるラ・グランド・モスケのサロンドテ。真っ白い壁にブルー系のタイル、イチジクの木などが気持ちのよい日影を作る中庭は、モロッコかチュニジアにいるような気分で、ミントティーとマグレブのお菓子を賞味。カフェの奧は普通の中庭なので、入ってすぐのこの庭のテーブルがお勧めです。
以前モロッコで初めてミントティーを飲んだ時は、あまりの甘さにびっくりしたものですが、慣れてくるとカッと暑いモロッコの気候に、甘くて強いミントの香りのお茶が、とてもマッチしていることに気が付きました。しかしパリの暑さ程度では、ノーシュガーでも十分。特にお菓子をいただく場合は、はかなり甘いのでお茶の方はノーシュガーを注文した方がよいかも。何も言わないと、必ず大量のお砂糖入りに。
水タバコを注文することもできます。クスクスやタジンの食べられるレストランもあるけれど、味はそれほどという噂なので食したこと無し・・

ラ・グランド・モスケ・ド・パリは、フランスで最も古いモスクで、第一次大戦にフランス軍に加わり戦死したイスラムの兵士を讃え、フランスとイスラムとの友好のシンボルとして、フランス政府の資金で1922-26年に建てられました。祈りの場の外に、集会室、図書館、アルハンブラ宮殿風の中庭や回廊、蒸気風呂のハマム(一般向け)があり、見学も可。
見学の場合はこちら、モスクの入り口
反対側がカフェの入り口
La Grande Mosquée de Paris 39 rue Saint-Hilaire 75005 Paris 

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