6/06/2013

ノルマンディーで印象派を

Les impressionnistes en Normandie
この夏は、ノルマンディーのあちこちで、印象派の展覧会が開かれています。モネのアトリエのあるジベルニーを始めとするセーヌ沿いや、ノルマンディーの海岸 は、印象派の画家達が集まり、沢山の名画の舞台になっていますが、そのゆかりの地での展覧会です。しかもテーマはどこも“水”。印象派と切っても切れない テーマです。パリの美術館と違って規模が小さく、短時間でもゆっくり見られるので、週末旅行やバカンスの折りにお勧めです。特にルーアン、ル・アーブル、カーンがよいようです。
またノルマンディーに行かなくても、パリのジャクマール・アンドレ美術館では、これも海辺がテーマの、ウジェーヌ・ブーダンの展覧会が開催中。

Giverny   « Signac, le couleurs de l’eau »   Musée de Giverny  7月2日まで

 Vernon  « Vernon et les bords de Seine »   Musée Alphonse-Georges-Poulain 
http://www.musees-haute-normandie.fr/fiche.php3?lang=en&idrub=1&id_article=1406 

Rouen   « Ebrouissant reflets »   Musée des Beaux-Arts  9月30日まで

Le Havre « Pissarro dans les ports » Musée de l’art moderne André-Marleaux 9月29日まで

Caen  « Un été au bord de l’eau » Musée des Beaux-Arts  9月29日まで
http://www.mba.caen.fr/expos/2012/uneteauborddeleau.html

Granville « Maurice Denis au fil de l’esu » Musée d’Art moderne 9月22日まで
http://www.ville-granville.fr/musee_art_moderne_richard_anacreon_expositions_temporaires.asp

Paris  Eugène Boudin  Musée Jacquemart-André 7月22日まで

6/05/2013

パン・デピスの人形の家


Maiosn de poupée/Pain D’épices

パリにはパッサージュと呼ばれる、ベルエポック時代のショッピングセンターとも言える、アーケードがいくつか残っています。そのうちの一つ、パッサージュ・ジョフロワに、パン・デピスがあります。一口でいえば“おもちゃ”屋ですが、使い捨てにならない、昔からある伝統的な玩具で、危険な塗料や素材を使わない信用のできるものばかりを扱っています。ムーラン・ロティーのぬいぐるみも沢山あるので、乳幼児のお誕生日のプレゼントなどを買うとき、私は迷わずここに来ますし、もっと大きな子供用や、日本へのおみやげなどには、ちょっとしたかわいいカードやノートなど、必ずなにか楽しいものが見つかるお店です。
しかしなんといっても圧巻なのは、人形の家のパーツ。天井までぎっしりと、寝室、居間、子供部屋、バスルーム、テラスなどに必要な家具から、ピアノ、壁に飾る額、小さな食器やバスケット、テーブルに飾る花瓶と花まで、ありとあらゆるものが揃っています。自分で作るキットもあり、また応接セットや、ガーデンチェアのセットなどは、それだけ飾ってもかわいいでしょう。
自分で作るキットも沢山
Pain D’épices  29 Passage Jouffroy 9e  http://www.paindepices.fr/

6/03/2013

川俣正さんのインスタレーションがビレット公園に

Kawamata Tadashi “Collective Folie” au Parc de la Villette

世界を股にかけて活躍する異色のアーティスト、川俣正さんの“集団の狂気” Collective Folieと題されたインスタレーションが、ビレット公園で進行中です。タイトルに集団とあるように、製作も解体も、電話申し込みだけで誰でも参加できる(12才以上)、彼らしいダイナミックでユニークな企画です。
広い公園の中央の芝生に、今は60-70%くらい出来上がった塔は、アートと建築が一体となり、集団のアイデアと努力が結集されています。自然を破壊しない方法で伐採されたとの証明付きの木材だけを使用し、8月末に解体された後、これらの材木は慈善団体エマユスが引き取り、再使用することになっています。
この企画のポスター
    ブックショップでは彼の作品集が販売されています。           


週末は見学も可能、塔の上からは眺めがよさそうです。610才の子供向けには、川俣さんスタイルのオブジェを作りましょうという別のアトリエもあります。
616日は、ビレットの公園内のブックショップで、彼のサイン会が開かれることになっています。

Kawamata Tadashi Collective Folie http://www.villette.com/fr/agenda/kawamata-2013.htm

6/01/2013

ザ・コンランショップが化粧品と香水を販売

ベビーカー付きで雑貨ショッピング中の若いパパ
The Conran Shop 

デザイン家具、インテリア雑貨の専門店ザ・コンランショップのパリ店が、香水とコスメティックの販売を始めました。Aqua di ParmaEtat Libre d’OrangeLaboratory PerfumesAlvarez GomezCarthusiaMiller Harrisなど厳選された旬なブランドばかり。

特に、かなり挑発的でマッチョなEtat Libre d’Orange、イギリスの老舗薬局D.R.Harris(アファターシェーブなど、男性用の化粧品で有名)、同じくイギリスの王室御用達の老舗理髪店Mr.Nattyなどが加わって、男性客を意識しているようです。最近は不況でレディースの需要が伸び悩みなのに反して、男性がおしゃれになって、メンズの売り上げはジリジリ伸びている事も、このセレクションと無縁ではないでしょう。すぐお隣のデパート、ボンマルシェでは、メンズの販売スペースを広げたり、メンズ売り場からグルメ館のワインカーブまで直通にしたりと、やはり2,3年前からメンズ路線を取っていました。

渋い男性好みのパッケージ D.R.Harris
ちょっと訳せないような挑発的な 商品名にトリコロールでインパクトのあるパッケージ。(写真は当たり障りのない名前の物を選びました)Etat Libre d’Orange
イギリスの老舗理髪店のコスメティック Mr.Natty 

The Conran Shop  117 rue du Bac
Etat Libre d’Orange http://etatlibredorange.com/en/

5/30/2013

ルイ・ヴィトンのトラベルブック、ニューヨーク

Louis Vuitton Travel Book, New York 
par Jean-Philippe Delhomme


ルイ・ヴィトンのトラベルブック4冊目、ニューヨークが発売されています。
ヴィトンはその昔、ルイ・ヴィトンさんが若くして旅行用のla malleを作る職人になろうと決心したのが始まりなので、トラベルはブランドのルーツ、そのためトラベル関係の本を出しているのです。
因みにラ・マールは辞書に、トランク、荷物ケースとありますが、この訳ではお粗末なイメージしか湧かないので、例えばヴィスコンティの映画などで、貴族が大きな箱を従えて旅行をするシーンの、あの箱をイメージした方がいいでしょう。そんなわけで、ヴィトンのことをよくmalletierマルチエと呼びますが、正に“旅行ケース屋”です。 歴史があって、顧客は王侯貴族がどんなに沢山いたとしても、カバン屋であるヴィトン自体が、今では=デラックスと気取っているのは、なんだか変な気がしますが・・・・豪華なイメージや夢を買いたい庶民が作り上げた虚像ですね。でもあのケースはさすが、本当の職人芸でしっかり作られているようです(持っていないので伝聞)。
話を戻してこのトラベルブック、前の3冊同様ガイドブックではなく、旅のスケッチ集です。数々のパブリシティーやイラストで有名なジャン・フィリップ・デロムのトニックなトーンのグワッシュを見ていると、すぐにもニューヨークに飛んで行きたくなります。タイムズ・スクエアやロックフェラー・センターなど有名な場所も出てきますが、旅行者が集まるモニュメントは大嫌いという彼らしく、ニューヨークの普通の街角のシーンが素敵です。



ヴィトンのショップとネット、または有名書店で販売中、45€

5/29/2013

スマート/ ポーズカフェ

Pause-café                                         

                   

5/28/2013

カフェ・クラフト

Café Craft

今までのパリの伝統的なカフェとは、ちょっと変わったカフェが増えています。
サンマルタン運河近く、今注目のブランシェなエリアの中心に、昨年秋オープンしたクラフトもその一つ。Craftは技術や職人を意味しますが、このカフェには21世紀の職人達、新しいテクノロジー、アート、カルチャーの担い手が集まってきます。ブルックリン風とスカンジナビア風のミックスしたトレンディーな空間は、携帯パソコンを持ちこんで仕事をしたり、ちょっとしたビジネス・ミーティングも可能な、コージーな共同オフィスのよう。しかしレンタルオフィスとも、ネットカフェとも違い、クラフトはあくまでカフェ。素材、豆の挽き方にこだわり、最高級のコーヒーメーカーを使った“パリで一番”とオーナー自慢のコーヒーと、レッドベリーのクランブルなどのスイーツもお勧め。
内装はデザイン・エージェントPoolのデザイナーが担当しました。

Café Craft   24 rue des Vinaigriers 10e
Vitrac (Pool) Morgan Design  http://www.design-pool.com/en