L'arc de Triomphe sera bientôt empaqueté
夏の間は、ヴァカンンスでパリの人口がぐっと少なくなったこの時!! とばかりに、あちこちで一斉に工事が始まります。この写真は、凱旋門も修復工事?と思いそうですが、 実は梱包アートのクリストの、最期の作品の "製作" が始まったのです。
クリストは60年代頃から、凱旋門を梱包したいと構想を練っていたそうですが、許可が下りず、やっと許可が出た2020年には、コロナ騒ぎで延期のまま、84才で亡くなってしまいました。しかし彼の念願のこの作品は、クリストへのオマージュとして製作され、9月18日から10月3日まで展示される事が決まっていました。
1985年に、クリストはポン・ヌフを梱包しています。その時もパリの景観を損なうと賛否両論があり、良い意味でも悪い意味でも大評判になりましたが、今度はどうでしょうか。凱旋門はこの通り、ずんぐりがっちりのスタイルで凹凸が無いほぼ四角なので、単調な梱包にならないかしら?
by Le Point
クリストとブルガリア・スパイ