10/31/2017

森のハロウィン/ ポーズカフェ

Pause-café/ La ctrouille de La Toussaint dans la forêt
小人の忘れ物? それとも小鬼のいたずら? 森の中にぽつんと 置かれた、ちょっぴり怖い 顔の カボチャ!

10/27/2017

マイ・リトル・パリKanakoさんのデッサンがサマリテーヌに

 

Kanako de My little Paris pour les bâches du chantier de la Samaritaine

この前を通るたびにかわいいなと思っていたKanakoさんのイラスト・・セーヌ岸旧サマリテーヌデパートの工事中に、埃や騒音の遮断、歩行者の安全のために、ぴっちりと張り巡らされた巨大シートに描かれ、もう何か月も前から飾られていましたが、昨日この正面でバスを待ちながら、改めてじっくり見ていたら突然ブログに書きたくなりました。
上の写真、手前のパーキングの P の表示と街路樹、白いスニーカーの女性は本物。イラストとぴったりマッチ!

この写真も、現実と絵がミックス
普段は不細工な工事現場のカバーが、イラストのお陰でおしゃれな楽しい街角の演出に!

Kanakoさんのイラストは、いまさらここで説明するまでもないですけど、パリとパリジェンヌを主役に、最高におしゃれでパリの香りが一杯。パリジェンヌの本性というか実態を、サラリと軽いタッチで、しかしズバリと的確にスケッチ。 いつも "そうなのよね-"  "わかるわかる、そういうコよく見るわ " と思ってしまいます。
さて、上のディナー中のカップルの絵、何気ないけどテーブルの下では足が絡み合っているのがミソ・・

10/20/2017

パスマントリーHoulès/ フランスの組紐


Houlès Passementerie

フランスにも高度な組紐芸術があって、passementerieパスマントリーと言い、植物、動物、メタルなどどんな素材であっても、糸を使って作られる、インテリアや服の装飾の総称です。よくお城など見学すると、厚手の豪華な緞帳のカーテンに、見るからにずっしり重そうにタッセルや裾や縁飾りが付いていますね。そのパスマントリーの専門店がHoulès (カタカナで書くとウーレス?)。

 

私が買いに行ったのは最もシンプルなものの1つで、double passepoilダブル・パッスポワル、パイピングがダブルになったもので、椅子に布を張り替えた時の仕上げ用です。あまりに色が豊富で美しく、みんな欲しくなってしまう!

お店の方に勧められた新しいシリーズのダブル・パッスポワルは、ダブルの紐に、更に同色又はコントラストカラーの細い紐が絡めてあります。布とのコーディネートに成功すれば、素晴らしい効果間違いなしのデザイン。

 写真のタッセルはほんの一部。広いお店の壁はサンプルで埋まっています。

Houlès   18 Rue Saint-Nicolas 12

10/15/2017

ポール・ヘニグセンのランプPH3/2 Table/ フローラダニカ・カフェ


PH3/2 Table, Flora Danica café

ポール・ヘニングセンのランプについて書いたついでに、今日はデンマーク・ハウスMaison de Danemarkのインテリアに使われている彼の照明についてです。
デンマーク人はよほど愛国心が強いのか、自国のデザインを誇るのか、多分その両方なのでしょうね、ここもオールデンマークデザインで、照明はヘニングセンのアーティチョークと、バーのカウンターにはPH3/2 Tableランプがずらりと並んでいます。
 
しっかり食べるなら奥のシックなレストランに(静かな中庭のテラスあり)。シャンゼリゼ大通りに面したブラッセリー/カフェの方は、気軽なランチやティータイムに。スモークサーモンやその他お魚のスモークの販売コーナーもあります。

Flora Danica     142 Av. des Champs Elysées 8e

10/09/2017

ポール・ヘニングセンのアーティチョークランプとPH5-4.5


Lampe PH5-4.5 et  PH Artichoke/ Poul Henningsen

デンマークの誇るデザイナー、ポール・ハニングセンの、かの有名なランプPH5と、形が似ているのでアーティチョーク(チョウセンアザミ)と呼ばれるランプPH。
上の写真は、シテ・ユニヴェルシテールのデンマーク館の正面入り口ホールの写真です。このホールは、さすがデザインの国と思わせるシンプルでハッとする美しさ。アーティチョーク・ランプPHがチャームポイントに効いています。

オフホワイトの壁、ペールグレイの床、ブルーの階段、ダークブルーの椅子のファブリック。そしてインテリアは入り口のドアを中心に何もかもが全てピタリと左右対称で、壁に掛ったグレイのトーンのアブストラクトの絵も左右の壁に同じものが。

こちらはデンマークの第2の町オーフスのコンサートホールで、すごい数のPH5-4.5ランプが、高い天井からずらりと並んで下げられ壮観でした。
 

因みにデンマーク館のあるシテ・ユニヴェルシテール国際大学都市は、各国の学生寮の集まったパリでもちょっと特殊の地区。学生寮と言っても歴史があるので、古いものほど建物に特徴があり、以前にもこのブログで取り上げました。中のインテリアもオリジナルのデザインを昔のまま残したり(特にル・コルビュジエ)、お国柄のアイデンティティーを強調しているので、文化遺産の日や集会室でコンサートや展覧会をやっている時に、覗いてみることができます。