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5/16/2022

ブルターニュ通りの大フリーマーケット


Brocante de la Rue de Bretagne 

このところフランスは高温-晴天続き、カラッカラの乾燥状態で農作物が心配なのですが、Covidが激減してる解放感でパリジャンは多少浮かれ気味 (私も!)、連日カフェやレストランのテラスは人で一杯、ずっと鳴りを潜めていたフリーマーケットも、最近あちこちで開かれています。先週末はマレ地区の、パリで最も人気のあるブルターニュ通りのメガ・フリーマーケットに行ってみました。


Covidのせいで 人混みを避ける習慣がついてまったので、あまりの人、人の波に初めはちょっとひるんだくらいの盛況でした。
日本人のお店が2-3軒あって、陶器や小物などなかなかの人気。








2/18/2019

ロイヤルコペンハーゲンのイヤーマグカップ


Royal Copenhagen annuel mug

以前デンマークのフリーマーケットで買った小ぶりのマグカップ。白というよりグレイに近い、日常使い風の厚手でしっかりした陶器のベースに、おやっと思うくらい斬新でモダンなモチーフ、渋いダークグリーンとダークブルーに、オレンジのアクセントが素晴らしい、小さいアブストラクト絵画。ファイアンス焼きなのでモチーフのカラーがややぼってりと表面に立体的なのも油絵のよう。1982と書いてあって、いかにも80年代のデザインがとても気に入っていました。底には会社名ロイヤルコペンハーゲンと、何やら手描きの印もあるけれど、ブランドに惹かれて買ったのではないため、その事はすっかり忘れていました。


ところが偶然にもある日の蚤の市で、1984と書かれた同じタイプのマグカップを見つけたのです。明らかに私の持っている物と同じシリーズのカップで、こちらも素敵なモチーフ。早速 "ブランド名+年代付のマグ" でしらべたら、ロイヤルコペンハーゲン・イヤーマグカップというシリーズがある事を発見。1967年に始まり、毎年違うデザイナーに絵を依頼して作られるコレクションアイテムで、デンマークではビジネスのプレゼント用や、イヴェントや記念日のギフトとして人気があるようです。ヨ―ロッパでも日本でも、コレクターが沢山いるのですね。
因みに1982年のデザイナーはInge-Lise Koefoed。なんでも80年代までは全部手描きだそうで、確かにどちらのカップも微妙に違う絵柄でした。

10/28/2018

北欧ヴィンテージショップ、ファサ-ニ/ ヘルシンキNo.4


Fasaani Antik/ Helsinki No.4

 ちょうど激しいにわか雨に降られて必死でたどり着いたのが、このヴィンテージショップ、ファサーニ。まるでガレージの様なぱっとしない入り口でも、中は意外なほど大きく(本当に元はガレージだったのかも)、沢山の棚が並び迷路のよう。びっくりするほど大量のヴィンテージで一杯の貴重なショップです。


ガラス製品がうず高く積み重ねられた棚には、ため息が出てしまう・・
一部貴重なヴィンテージ以外は、割合リーズナブルな価格設定で、日常で使えるような小物が多いのが嬉しいけれど、買いすぎそうで危ない!



 


 
 
ヘルシンキのオシャレなカフェやセレクトショップで、ヨハンナ・グリクセンのファブリック使いの椅子やクッションをよく目にしました。先日のブログで取り上げたアルテック・セカンドサイクルでも、彼女のファブリックを使って修理した椅子が何点かありましたが、ここファサーニでもこの通り!
 

Fasaani   Korkeavuorenkatu 5, 00150 Helsinki

9/29/2018

アアルトのヴィンテージファーニチャー、アルテック セカンド サイクル、/ ヘルシンキNo.1


Artek 2ND CYCLE/ Helsinki No.1

ヘルシンキを出発点に、フェリーでバルト海を渡り、タリン、リガ、ヴィルニュス間はバスを利用して、バルト3国をまわってきました。
ヘルシンキでは、楽しみにしていたヒエタラハティーの青空フリーマーケットが、平日だったせいか、それとも9月中旬を過ぎるとシーズン終わりなのか、プロらしいお店が3、4軒寂しく出ていただけ。そのうえ沢山の北欧雑貨が楽しいハカニエミの屋内市場は、改築工事中でクローズ。そこでデザイン・ディストリクトのショプめぐりに・・
まずアルテック社のArtek 2ND SYCLEセカンド・サイクルへ。



アルテック社は2006年くらいから、アアルト等がデザインした自社のヴィンテージ家具を、蚤の市や、工場、学校などの払い下げを利用して集め始めていました。ヴィンテージブームで需要が高まったからだけでなく、大事に使い込んだアルテックの家具は美しく、年月と共に(使う人の個性を反映するのか)個性的になるからだそうです。スローライフの提唱。

Pieni Roobertinkatu 4-6, 00130 Helsinki, Finland
アルヴァ・アアルト以前のブログ:              

2/12/2018

ノルドマルクトのインテリアショップ/ アムステルダム



De Weldaad à Noordermarkt/ Amsterdam

地価が安くて広いスペースを求め、クラッシックでエスタブリッシュな中心地を避けた新しいブランシェエリアが今のトレンド。アムステルダムも例外でなく、アルバート・カイプ、NDSMフードハーレン等の地区が人気です。けれどアムステルダムが最もアムステルダムらしいのはやはり運河沿い、中でもヨルダーン地区は、蚤の市やオーガニック市でも賑わう、欠かすことのできない散歩とショッピングのコースです。
市の立つノルド教会のすぐそばにあるインテリアショップ、De Weldaad(ド・ヴェルダーツと読むのでしょうか)は、倉庫のように広い店内に、ヴィンテージ物を交え、アンティーク、ガーデニングにちょっぴりエスニックの香りもする雰囲気の品揃えと、一見雑多に見える、素晴らしいセンスの光る見せ方が素敵です。
旅行中の身分では、大きな物が買えないのが残念!


De Weldaad Noordermarkt 35, 1015 NA Amsterdam

12/23/2017

欧州最大のフリーマーケットIJ-Hallen/ NDSMアムステルダム


IJ-Hallen, le plus grand vide-grenier de Europe/ Amsterdam NDSM

アムステルダム駅を中心に、旧市街の反対側は、海を挟んで工場地が広がり殺伐としているのですが、最近新しい建物が建ち、ブランシェ地区に様変わりしつつあります。NDSMは、世界で一番大きな造船所があった場所で、その巨大な建物を使って色々イヴェントが催されています。その一つ the biggest and most unique flea market in Europe と言われるIJ-Hallen(IJハーレン)は、毎月の第3週めの土-日曜2日間開かれ、夏は野外で、冬は屋内をメインに、毎回500からのブースが参加する大規模なフリーマーケット。
売り手はプロも沢山いるようですが、ざくっと3分の2はアマチュア。アパートやタンスの整理とおこずかい稼ぎを兼ねて1€、2€から5€くらいの品物が沢山。一人暮らしを始める若者は、ここに来れば生活用品からおしゃれなパーティードレスまで格安で揃ってしまう、ウイークエンドの散歩にびったりのマーケット。
アマチュアが多いので服、バッグ、小物がどっさり。以下は面白いコレクションのプロらしいブースの写真を集めてみました。
 
子供椅子ばかり集めたブース
 
 古いカメラや時計好きが飛びつきそうなブース
 アンティーク・ティンボックス
 工場風ランプのブース
 ホーローのキッチン用品
             
昔の造船所の名残の機材が残っている面白い大ホール
フリーマーケット内はサンドイッチやカフェのある簡単なコーナーが1か所あっただけ。館内はヒーターもないしつまらないので、昼食は海側のCafé Noorderlichtに行きましょう。特においしくはないけれど(オランダでは、すごくおいしい物を食べようと期待しない方がいい)、ビニールハウスか透明な格納庫のようなロフトで楽しいカフェ。特に夏は、海を前に、以前ブログに書いた例のビールと切り離せないベンチとテーブルが並べられ、太陽を浴びながらオランダビールと食事が楽しめます。

IJ-Hallen       T.T. Neveritaweg 15, 1033 WB Amsterdam-Noord
https://ijhallen.nl/en/index.php 
アムステルダム中央駅後方からNDSM行きフェリーが出ています。売り手は土日の2日間出店できず、土曜と日曜は別の店が出るので、いつ行っても掘り出し物を見つける可能性のある、のんびりムードのマーケットです。