ADインテリア誌が主催する著名デザイナーのインスタレーションが、ビュッシュリ館に展示されています。ビュッシュリ館は1475年頃に大学の医学部として建てられたそうですから、パリでも最も古い建物の一つ。16世紀にチャペル、講堂、もう一つの翼が加わり、18世紀に現在の形になり、もちろん今は国の歴史的建造物に指定されています。このような建物の修復はとても難しく(適当な素材使ったりスタイルを変えられないようになっているため)その複雑な手続き経て2016年にやっと許可が下り、現在修復中。
下はBismut&Bismutの "Le salon de conversation "会話のサロン" 。シャープで流れるような美しい曲線で構成され、アシメトリーなサロン。写真ではよく見えませんが、壁が異素材を大胆に配した3Dで、しかも左右バラバラ。そのグラフィカルで大胆なラインを、フワリとセンシャルな手触りのマチエールが和らげ、私の一番好きだったサロンです。
by reinventer.paris
ビュッシュリ館完成後は、フランスでは初めての試み、慈善事業の振興を目的としたインキュベーター"フィランソロピー・ラボ" がオープンすることになっています。
Exposition AD Intérieurs 13 rue de la Bûcherie 5e 23日まで
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