4/08/2020

女王の館、パヴィヨン・ド・ラ・レーヌでカフェ


Le Pavillon de la Reine

マレ地区の中心にあるヴォージュ広場は、17世紀初めに作られた、パリに残る最も古い広場です。アーケードのある当時の建物に四方を囲まれた正方形の広場。17世紀からほとんどそっくりそのままの状態で残っています。
南北の辺の中央に、それぞれ王の館、女王の館と名付けられた一際高い建物があり、この女王の館 のすぐ後ろにあるのが、五つ星のホテル Pavillon de la Raine パヴィヨン・ド・ラ・レーヌ(女王の館)。今日はそのホテルのカフェのお話しです。


コロナウィルスがパリにも広がり、外出自粛を奨励していた週に、どうしても必要な用事があって、友人とヴォージュ広場近くで待ち合わせました。できるだけ混んでいないカフェ、と選んだのがこの女王の館です。自粛といってもまだまだ普通のカフェは人が多かった頃、リッチな観光客がみなキャンセルしてしまったのでしょう、思った通りここはガラ空きで、私達は下写真の広いカフェスペースを独占することができました。下左の写真の扉の奧が、フロントを隔ててレストランです。

お天気がよければ、普段は人で一杯になる中庭のテーブル。
中庭を通ってアーチをくぐると・・・
ヴォージュ広場のアーケードに出ます。

インテリアは型にはまりすぎで無個性、ちょっとばかりつまらないけれど、コロナのせいでとても静か、大きなソファーにゆったり座れて最高でした。エスプレッソだけなら5€です。
因みにその翌日には、許可のある食品店を除いて全てのショップがクローズし、外出禁止令が出されてしまいました・・・

Le Pvillon de la Reine   28 Pl. des Vosges 3e

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