6/13/2015

ジョジョ&カンパニーの美味しいシューケット


Les chouquettes de Jojo & Co.

シューケットというと、プルーストのマドレーヌみたいに、子供の頃の思い出の一つに挙げるフランス人はけっこう多いのではないかしら? それくらいフランスではポピュラーで、パン・オ・ショコラ(チョコレート入りパン)やパンオレザン(干しぶどうのデニッシュ)と並んで、パン屋さんで気軽に買えるおやつ用のお菓子です。軽く焼いたシュー皮に、お砂糖の粒をまぶしただけのシンプルなレシピーなので、どこで買ってもあまりハズレはないけれども、特別に美味しいのを作るのは案外難しいかも・・・ジョジョ&カンパニーはそのトップクラス。

シューケットはコロンと丸いマカロンくらいの大きさ。優しい甘さ、外見も可愛らしくて、食べる度にフランスだなぁと思ってしまいます。ジョジョのは外はカリカリ中がしっとり、100gで12個2.40€(どこでもこのお菓子は量り売りです)、途中で止められず、あっという間に食べられる軽さ。
ここのお菓子は全て、ガラスの向こう側のキッチンで少量ずつ作られ、とても新鮮。シューケットはカリカリ感がmustなので、これはとても嬉しい配慮。下は子供たちに人気のエッフェル塔のクッキー、大小があります。クッキー類もタルトも美味。
 
 
ジョジョはオーディオビジュアルのジャーナリストから転向し、大好きなお菓子作りを本業にしてしまった人で、パティシエの免許を取得後、セバスチャン・ゴダールなどで修業しました。コレット、エルメス、マリクレールなどのイベントのケータリングなどで注目され、バスチーユの庶民的なアリーグル広場の、常設市場の中に去年ショップをオープンしたばかりです。

Jojo & Co.   Marché Beauvau, Place d'Aligre12e 

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