L'utilisation de la palette de transport en Danemark
日本のサイトでも運送用のパレットを使った手作り家具の事が取り上げられ、パリでもインテリアに使っているのを時々見たりと、パレットの ″インテリア価値″ が見直されていますね。デンマークでは、このパレットが本来の輸送用としてより、まるでインテリアの為に作られているのではないかと思ってしまうくらい、日常の色々な場面で大活躍していました。
上の写真はあるスーパーのスナップ。一番よく見かけたパレットの使い方で、同じサイズの木箱を乗せて、ショップの什器として、また箱をもっと深くして花やグリーンを植えるのに使われています。
これはオーフスの海岸にあったコミュニティーガーデン。パレットに乗せて水はけと風通しのよい木箱の花壇が、広いスペースに沢山置かれていました。箱に子供の名前らしきものが書いてあるので子供向けのようです。後ろの小屋(みなで集まって食事のできるスペース)や道具置き場も、ベースはパレット使用。
新しいもの又は室内使用は、風雨にさらされないので焼き印がはっきり見えてとてもおしゃれ
アウトドア用の椅子に改良したものも沢山見ました。上はオーフスの海岸のカフェ。後ろの倉庫かガレージに見えるカフェの中もカウンターはパレット製。ドアもコンテナのドア?なのか、全部お金をかけないデザイン。シーズン中は全部のドアが開くのでしょうね。
上下ともヨットハーバーのビアガーデン。よく見ると海岸にあった椅子と微妙に違うテクニックで作られています。背の部分に植木鉢が入っているのが可愛い。
パレットをただ並べただけで、大勢の仲間が集まれるようなったコーナー
上はオールボーの図書館に、サイドテーブルとして使われていたパレット。この図書館は高い天井とガラスの天窓、デザイン家具など置いているのに、堂々とワイルドなパレットもミックスして使っています。ちょっと寄り道してこの図書館の写真を以下に・・・なぜかピンク系のかわいい服が天井から吊るしたオーナメントがあったり、カタログやパンフレット類の並ベ方もさりげなく素敵。
またパレットにお話を戻して、下はオールボーの、元工場を改装したカルチャーセンターNordokaftのカフェ。広いスペースをそのままオープンスペースとして使っているので、仕切りにパレットを使っていました。
これがNordokaft http://nordkraft.dk/forside.aspx のホール
これは手作り家具のアトリエ。本当の出入り口は別にあって、ここは多分大開きの窓。でも休憩時間にすぐ目の前の海に出られるように、パレットの階段を付けたのかもしれません。夕方通った時には取り外されていたので、日中だけの仮階段なのです。
あるアパートの入り口に大事そうに重ねてあったパレット。これから何かに利用するのでしょう。家庭のインテリアにも沢山使われているのでしょうね、見てみたいものです・・