9/20/2016

オラファー・エリアソンのレインボーパノラマとロバート・メイプルソープ展/ デンマークNo.1


Robert Mapplethorpe à ARos, Aarhus Kunstmuseum/ Danemark No.1

デンマークのユトランド半島北部のオールボー、中部のオーフス、そしてコペンハーゲンを駆け足で旅してきました。オールボー、オーフスともデンマークで第4、第2の大都市なのですが、オーフスが少し賑やかな外は、密度はどちらも日本でいえば小都市くらいの感覚。しかし両者とも大学があり若々しく、また世界的に有名な近代美術館があることでも知られています。

オーフスの近代美術館は2004年に創立。当時の建物に2011年、your panorama raimbow と名付けられたオラファー・エリアソンのサークル型の展望台を屋上に取り付けて、世界中から注目されました。

最初に屋上に上がってみました。

屋上に付けられたyour panorama raimbow 虹のパノラマは、気象現象や色などを好んでテーマにインスタレーションを展開するオラファー・エリアソンらしい作品で、今ではオーフスのランドマークになっているそうです。場所によって色変わりのオーフスの街並みが見晴らせ、また黄色や緑、赤の光にすっぽり包まれてこの空中の道を歩いていると、静寂を感じたり、暖かさを感じたりと、不思議なセンセーションを体一杯に感じます。

これがオーフスの旧市街。左の丘の向こう側は、海辺に今開発中の、宇宙的ともいえるような新しい地区、右側は近代的なビルやクレーンの見える港。

2年前にグランパレであった展覧会を見逃していたので、ちょうどロバート・メイプルソープの展示中で感激しました。パティ・スミスのあまりにも有名な写真はともかくとして、沢山の写真の中で私が最も気に入ったのが、彼の自画像と植物達・・・
しかし、ホントにセクシーですねぇ・・90年代に日本で、ワイセツかワイセツでないかで何度も裁判沙汰になったみたいですが、それも頷けます。日本の税関が目くじら立てそうなもっと露骨な写真も一杯あったのですが(このブログには出しませんけど・・)、それらはユーモアというかふざけているようなのもあり、私にはそれより、シンプルな一輪の花のアップや彼のポートレートなどの方が、妖艶でよっぽどセクシーだと思いましたが・・ 
ワイセツも含めて、すばらしく美しい!
これはお隣のコンサートホールから見たARos。北欧を代表するデザインなランプが、ホールからレストランまでズラーと何十個も並んんで素敵でした。

 Aarhus Kunstmuseum  Aros   Allé 2, 8000 Aarhus Danemark http://en.aros.dk/

0 件のコメント:

コメントを投稿