6/11/2017

サロンドテ、セット・サンク


Concept shop/salon du thé, Sept-Cinq

このごろ日中は25℃以上の良い天気が続いて、パリにしては珍しくノースリーブのミニドレスやショートパンツがどっと町に繰り出し、公園もカフェのテラスも、夏を楽しむ人で一杯です。私もちょっとのどが乾いたので、レ・アールの可愛いブティック・カフェ、セット・サンクでお茶にしました。
セット・サンクとは7と5、75はパリの都市番号で、郵便番号でもあり、車のナンバープレートもこれ。お店の名前75なのは、パリのデザイナーがパリで作ったものばかりを集めているセレクトショップだから。ガーリー、でも甘すぎないシンプルなデザインのアクセサリーや雑貨が充実している人気ショップで、レ・アール店は、南ピガール店に続く2店舗め。そして店内に共存するサロンドテは、もしかすると本体のブティックより人気があるのではと思うくらい、独立して沢山の雑誌のフーディングのページで取り上げられています。
シュガーポット、ティーポット、お皿やティーカップ、全部バラバラのアンティーク、それもどこのブロカントでも見つけられる安価な気の置けない可愛いもので、とてもアットホーム。

ケーキと紅茶のGoûterグーテ・セット8€。サービスの女性にどっちも美味しいと言われてブルーベリーケーキとキャロットケーキのどちらか迷った末、キャロットケーキに。控えめの甘さ、でもコクのあるとても美味。プロの取り澄ました味でなくて、手作りの味。おいしいわと言ったら、全部今朝お店の奧のアトリエで私が作ったのよ、また来てブルーベリーも食べてね、とのこと。パリにめずらしく、爽やかで気持ちのよいサービスでした。

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