Virgil Abloh "Efflorescence" et...... Corona
世界中がウィルスに侵されいます。成すすべもない人間達は息をひそめて、このちっぽけな微生物が一日も早く消え去ってくれるのを待っています。たった1か月前までは、自分達の科学の高度さに奢り、宇宙も支配できると思っていた人間達・・・
国境を閉め、外出禁止令が出され、まるでコロナウィルス相手に籠城戦を繰り広げているよう。ただ中世と違うのは、ネットやメディアのおかげで外のニュースが刻々とわかり、火矢が飛んで来る代わりに、目に見えない敵がすでに私達の中に紛れ込んでいるという点だけ。
閉じ込められた私たちは、しかし時間はたっぷりあります。安いからといって大切な食料や医療品を外国の生産に頼る危険、大切な病院、学校等々の整備を怠り、目先の利益ばかり優先するグローバル化の弊害など、考え直すよい機会かもしれません。
という長い前置きの後、急転直下、オフ・ホワイトの創始者でルイ・ヴィトン・オムのアートディレクター、かの有名なヴァージル・アブローの小展覧会のお話です。このブログのテーマからあまり脱線しないように・・・けれど1㎞以上の外出禁止と、パリがゴーストタウン化しているので、もちろんこのギャラリーも閉まっていて、3月初めに撮ってあった写真だけの紹介になります。
iPhoneを模った鏡。ブログトップの、丸い穴が1つだけの方が特におしゃれでした。
ヴァージル・アブローのあまりにも有名なスニーカーを思わせる什器達。一見荒っぽいようで、案外そうでない。下手に使うと超ヤボ、うまく使うと超スバラシそうなデザイン。
コロナの脅威が去り、外出が自由になり、公共施設やショップがオープンするまで、新しい話題をブログにすることは当分できません。幸い写真のストックが色々あるので、出来る限り "籠城中" もブログは続けてゆくつもりです。
Galerie Kreo Virgil Abloh "efflorescence" 31 Rue Dauphine 6e Covid-19のため閉店中