Revolt chairレボルト・チェアーとアーム付きレボルト・チェアー
Friso Kramer/ Paris Design Week No.2
オランダのプルーヴェ(ジャン・プルーヴェ1901-84)と評されるフリゾ・クラマー(1922~)の作品が、ギャラリー・カトリーヌ・ウアールに展示されています。1953年に作られた代表作レボルト・チェアーは、新しいオランダ・デザインの象徴として、翌54年のミラノ・トリエンナーレに展示されたモデルで、今ミッドセンチュリー家具愛好家の注目の的。パリ装飾美術館、ヴィトラ・デザインミュージアムなど、世界の美術館のコレクションにも加えられています。ギャラリー・カトリーヌ・ウアールはフリゾ・クラマーのスペシャリストで、去年春に“フリゾ・クラマー、レボルト”と題して、彼の作品をパリで初めて大きく紹介しました。パリ・デザインウイークは今日で終わりましたが、このギャラリーでは、多分いつもクラマーの作品が見られると思います。
アームの部分がとてもかわいいレボルト・アームチェアーと棚
因みにRevolt chairは、レヴォルトと書きたいところなのですが、日本のカタカナ表記レボルトに従いました。このブログでは、外国の固有名詞は全て日本のカタカナ表記通りに、日本で知られていない固有名詞は、フランスの名詞ならフランス語読み、その他の国はできるだけその国の発音通りを心がけていますが、難しいものは、フランス人が発音するままをカタカナにすることもあります。
Galerie Cathrine Houard 15 rue Saint-Benoit 6e
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