Nevermind, Jean Rondeau/ Festival Européen Jeunes Talents
6月末~7月初めにパリの劇場がみな夏季休暇でクローズしてしまった後、夏ならではの音楽フェスティバルがあちこちで開かれます。若い演奏家を後援するジューヌ・タランのコンサートに、去年初めて行ってとてもよかったのでプログラムをチェックしたら、今話題集中のハープシコード奏者、ジャン・ロンドーの率いるネヴァーマインドが出ていたので、行ってきました。
ジャン・ロンドーは1991年生まれの24才!数々のハープシコード国際コンクールで優勝し、CDも1枚出した優等生。コンセルヴァトワールの仲間と作った四重奏の名前はネヴァーマインド(ニルヴァナのレコードのタイトル)、四重奏とは別にジャズのグループを組んだり・・ひげ面で、バサバサのヘアスタイルで演奏するのが彼のトレードマーク。でもバロックの正統派です。今回のコンサートでは、テレマンの曲がよかった・・・チェロも素敵だったし、赤一点のバロックフルート奏者にもうっとり。ジューヌ・タランの本拠地、マレの、今は古文書館になっているスービーズ館の中庭を使ってのオープンエアコンサートでした。
下はチェロ四重奏の最終のリハーサル風景(リハーサルは室内)。一般公開しています。右手前の席が空いたままになって、どうしたのかと思っていたら、近くの学校の子供たちが見学にきました。チェロ奏者と子供達との会話があったりと、和気あいあい。
元はカトリック派の頭首ギーズ候の住居だったスービーズ館。
サンバーテレミーの虐殺の首謀者達は、ここの兵士詰所に集まって策謀したのだそうです。
Festival Européen Jeunes Talents http://www.jeunes-talents.org/
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