ラデュレ、ブリストル、ギィ・サヴォアのお菓子部のシェフを務めたキャリアを持つユーグ・プジェと友達のシルバン・ブラン、2人のパティシエが共同でオープンしたユーゴ&ヴィクトールは、たちまちグルメ達の人気ショップになり、創立3年目にしてパリに3店舗を持つまでになりました。
最近は何でもコンセプト流行りで、確かに店のアイデンティティーがしっかりしていないと成功は難しく、このユーゴ&ヴィクトールも例外ではではありません。従来のスイーツショップでは、どんな高級店でも、ケーキやチョコレートはショーケースの中に並んでいますが、ここではまるで宝飾品のように壁面のケースに1つづつ飾られ、買った商品は別の部屋から包装して出してきます。
味もコンセプト負けしない素晴らしさ。チョコレート、プラリネ、カラメルは通年、そしてシーズンごとにエキゾティックな材料や、新しいフルーティーな香りを発表しますが、甘さを控えて、軽く、嫌味がありません。閉じると本に見える(ヴィクトル・ユーゴとブランド名の文字遊び)化粧ケース入りの、半球形チョコレートがここのトレードマーク。パリで味わえるチョコレートの中で、私は5本の指に入ると思っています。
春をテーマに、ベゴニア、キャプシーヌ、スミレの砂糖漬けのトッピングの、ハイビスカスとレモングラスの香りのレリジューズ。5月11日まで、 プランタン店のみで販売中。
Hugo&Victor http://www.hugovictor.com/
右岸店 7 rue Gomboust 75001 Parisプランタンデパート店 Printemps Haussmann 64 bd Haussmann, 75009 Paris
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