Le passage du Cheval-Blanc
バスチーユは昔から家具職人の街で、今でも彼らのアトリエが、袋小路や外からは見えない中庭などに沢山残り、思いがけない所に隠れた場所を見つける楽しさがあります。オペラ・バスチーユができてから人気スポットになり、古い裏通りもどんどん開発されていますが、デザイナーやアーティストが集まっているためか、あまり荒っぽい取り壊しはされずに、昔のよさを残して改装されています。パッサージュ・ドゥ・シュバル・ブラン“白馬のパッサージュ”もその1つ。バスチーユ広場の角のロケット通りから始まってサン・タントワーヌ通りを結び、1824年に作られました。外は交通量が多く騒がしいのに、狭い門をくぐって一歩パッサージュの中に入るととても静か。
門番さんをコンシェルジュと呼んだ頃の詰め所、というか門番小屋。パリの名物だった門番達も、最近はインターホーンや派遣サービス会社に代わってどんどん少なくなり、きちんとした状態で残っている門番小屋は珍しいもの。ここはバケツや箒があるので、まだ現役でがんばっているようです。
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