Escapade/ Meaux
Meaux モーというとまず食いしん坊のパリジャンは、モーのブリーチーズle brie de Meauxを考えてしまいまうくらい、トロッと熟成し、ちょっと臭みがあるけれど味は円やかなこのチーズは、とてもポピュラーなのですが、モーはカテドラルでも有名な街です。パリの東駅から電車で40分ほどの距離で、駅を出ると目の前にマルヌ川、左手にカテドラルの塔と旧市街が見えます。お目当ての旧市街は、カテドラル・サンテチエンヌの周りにコンパクトにまとまっているので、半日旅行も可能。
モ―はその昔ブリ―地方の主都として、マルヌ川や運河を通って沢山の商人が集まり繁栄しました。マルヌ川がヘアピンのように湾曲した内側に昔の市場跡があり、今でも市が立っています。
12~18世紀の絵画彫刻の展示されるボスエ美術館Musée Bossuetはカテドラルのすぐ横。左のアーチをくぐると、回廊に囲まれた静かな美しい小庭園が・・
マルヌ川を船でやって来るのは、町に富をもたらす商人だけではありませんでした。モ―の歴史は、バイキングの度々の襲来、そして100年戦争中はイギリス軍など、外敵に対して大籠城戦の繰り返しでした。旧市街の北側は今でも高い城壁に囲まれ、当時を偲ぶことができます。
東側の城門の外側には朝市が立っていました。因みに日曜日は朝市以外は殆どお店が閉まっているので要注意。
東側の城門の外側には朝市が立っていました。因みに日曜日は朝市以外は殆どお店が閉まっているので要注意。
ブリ―チーズはカマンベールと同じような丸いパッケージ入りの、直径30センチ以上の大型で、普通は切り売りを買います。おみやげには丸ごと買うのも楽しいでしょう。
私が行ったのは3月末の快晴の日で、モクレンが満開でした。これは街の東側の城壁跡をめぐる道路で、珍しい両側がモクレン並木!
暖かい季節にいはマルヌ川と周囲に沢山ある運河を巡るボート・ツアーがあります。
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