Le Comptoire Général au Canal Saint-Martin
スクーターやガラクタが雑然と置かれ、ネオンの矢印が無ければ倉庫としか思えないのが、コントワール・ジェネラルの入口。サン・マルタン運河沿いの通りをちょっと入った、緑の濃い中庭の奥にある、とびきりブランシェなカフェ/バー/ナイトスポット、+ヴィンテージ/エコロジー/エスニック/コンセプトショップとも言うべき、1つの名詞では表現できないマルチスペース。
一歩中に入れば、魔法のじゅうたんに乗って、そこは一瞬にしてどこか遠いアフリカの国・・・
植物が壁にまつわりつき、ランプの黄色い光、物憂げに流れる生演奏のシタールのような楽器の微かな音色、無造作に置かれた不思議な古いオブジェ達・・ノスタルジックなブランシェ・コロニアルスタイルと呼べばぴったりしそうな内装。
樽の上に無造作に置かれたヴィンテージ・ボトル、あちこちに昔の写真や映画のポスターも
元工場か大きなアトリエを改造したらしく、天井の高い広いバー、食事のできるカフェ、グリーンの中庭テラス、2階には面白い品揃えのヴィンテージやアフリカン・ショップ、そしてあちこちのコーナーや壁に無造作に置かれたブロカント、エスニックなコレクションなど、ここにある物は全部売り物なのです。
全電力は風力水力などのグリーンエネルギーのみ使用し、ムードのある黄色い光は、省エネも兼ねているのでしょうね。雨水利用、廃物利用、フェアトレードのコーヒーやアルコールなど、底辺はしっかりとしたエコロジー路線。週末は子供連れのボボがいたり、ヒップスター達は気取りが無く、なんとなく雑然としたインテリアのせいか、とてもいい居心地。
夜や週末は映画やDJが入った陽気なダンスや、色々なプログラムもあるので詳しくはサイト参照。
写真が全部暗いのは、冬の夕暮れ時に撮ったためで、日中はもっと明るいです。でもこれくらいのほの暗さの方が、ムード満点かも・・
Le Comptoire Général 80 Quai des Jemmapes 10e
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