今日は前から書こうと思っていた、タルト・クリュゲールについて書きたいと思います。今パリはバーガー、フィッシュ&チップス、キッシュ、ファラフェルなど、伝統的なフランスのビストロ料理と比べると、ファーストフード的な軽いスナックのランチが、おしゃれなボボ達を中心に大流行り。殆どが厳選された新鮮なビオの素材を使い、ヘルシーで、けして安物ではありません(その最たるものはロブスター・ホットドックで、勿論本物のロブスターを使用しているのでお値段もそれなり・・)。2009年創立のタルト・クリュゲールはそのパイオニア的存在で、トラック・フード(トラックで、テイクアウトの主にランチを販売)としても、まだまだ珍しかったころなのでとても話題を呼びました。
オーナーのカトリーヌ・クリュゲールさんは、弁護士から大好きな料理に転向した珍しい経歴の持ち主。サレ(食事用)のキッシュ、シュクレ(スイーツ)も、パイ皮から中身まで彼女のオリジナルで、だいたい1月毎にメニューが変わります。テイクアウトもOK,そして丸ごとのキッシュやデザートのタルトの配達もします。写真はほうれん草のキッシュ(パイ生地にゴマ入り)と、バルサミコにゴマを散らしたイタリアンとアジアのミックス味のドレッシングのサラダで美味でした。これに本日のスープをプラスして13ユーロ。
店内はファクトリー風ビンテージ家具と現代のすっきりしたデザインのものが混じり合い、これも今人気のスタイル。お店の奥がアトリエアになっていて、配達の分も全部ここで作られます。テーブルの上に色鉛筆があるのは、お隣でグループが、ザートを食べながらなにやらデザイン関係のお仕事のミーティング中だったため。でも色鉛筆が異質な感じはせず、インテリアの一部のよう。
オリジナルのレシピーも4、5冊あり、これはトラック・フード型のかわいいレシピー
Tartes Kluger 15 rue Trousseau 11e www.tarteskluger.com
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