12/01/2013

ラ・プティット・ローブ・ノワール、ブラック・ドレスの永遠のエレガンス

La Petite Robe Noire

木曜からスーパーマーケットのモノプリで、クリスマス用にピッタリのプティット・ローブ・ノワール(ブラックドレス)のコレクションを販売しています。これはモノプリお得意のコラボで、今回は5人のデザイナー、フセイン・チャラヤン、ジル・ディーコン、アンヌヴァレリー・アッシュ、アレクシス・マビーユ、イーキン・インが1点ずつ、モノプリのためにデザインしたもの。素晴らしいデザイナーのドレスが、モノプリならではの手頃な価格なので話題を呼んでいます。

モノプリでの販売から一足早く、先週はこの5つのデザインがコレットのショーウインドを飾りました。

さてこのラ・プティット・ローブ・ノワールですが、直訳すると小さな(可愛いといいう意味合いもあり)ブラック・ドレス、事あるごとに繰り返して登場するテーマで、いわばフランスのファッションの真髄ともいえる永遠のデザイン。黒の上質の素材で作られたシンプルなドレスは、アクセサリーによってカジュアルにもゴージャスにも装え、そのコーディネーションが、本当におしゃれな女性の腕の見せ所でもあります。香水の名前になったり、ブラック・ドレスについての展覧会が開かれたり、ラ・プティット・ローブ・ノワール”と題した本も出版されています(上記カトリーヌ・ドヌーブが表紙の写真)。この本の作者はディディエ・リュド。パレ・ロワイヤルの回廊に、ズバリ“ラ・プティット・ローブ・ノワール”という名前のブラックドレスだけのヴィンテージショップを持ち、ハリウッドのスターなどもお忍びで来るくらい世界的に有名です。


映画の中でブラックドレスをエレガントに着こなしたスターは沢山いますが、“ティファニーで朝食を”でオードリー・ヘップバーンが、有名なトップのシーンを含めて、何点かのシンプルなデザインのブラック・ドレスを様々に着こなしていたのが印象的です。ただ1点濃いピンクのドレスを着たシーンは、そのためはっとっさせられるコントラストでした。

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