そういえば、以前キース・へリングの塔について書いたネッケール子供病院は、ピカピカに新しいラエネック館ができ上がり、昨夏からオープニングしています。フィリップ・ガゾーのアーキテクチャー・オフィスが設計したこの建物は、モダン・アートの美術館かと間違えそうな外観、2重ガラスの間に植物をはめ込んだ壁、カラフルでデザインな椅子があちこちに置かれ、子供のプレイ・ルームがあったり・・外からの光が沢山入り、なんでも手術室まで日光が入る設計だとか・・薄暗い建物や、逆に真っ白すぎる、古い病院のイメージを覆す近代的なデザインです。
敷地内に残る歴史的な旧館は、できるだけ原形を残したままモダンに改装され、全てができ上がると、庭の総面積は1ヘクタールになるそうで、取り壊しの危機に瀕したキース・ヘリングの塔は、オークションで十分資金が集まったのか無事修復され、今はネッケール病院のシンボルとなっています。
Hôpital Necker 149 Rue de Sèvres 15e
Hôpital Necker 149 Rue de Sèvres 15e
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