2/08/2014

ペンキのお話し/ リトル・グリーンとファロー&ボール


Farrow&Ball et Little Greene

リトル・グリーン社が最近、サンジェルマンのボナパルト通りにパリで2軒めの直営店をオープンしました。リトル・グリーンは創立1773年のイギリスの老舗ですが、同じくイギリスのファロー&ボール社も(1930年創業)、もうすでにパリに2軒の直営店を持っています。どちらも伝統を守って作られる高級ペンキと壁紙の専門店で、既存のカラーに加えて特注もできるので、プロのインテリアデザイナーやコーディネーターのお客様も沢山いる、言わばペンキのオートクチュール。
因みにこのような高級ペインキだけ専門のフランスの会社は(私が知らないだけかもしれませんが)思いつくものがなく、もしかするとイギリスの得意な分野なのか・・そういえば、伝統的なフレンチ・インテリアというと、オフホワイト、ベージュ、グレーのカマイユーが大勢だったので、カラフルな色は最近まで必要なかったからなのかも・・・



最近のDIY(do it yourself)のトレンドで、ブロカントで買った古い家具を直し色を塗り替えるのが流行っていますが、せっかく手をかけるならば、微妙なニュアンスのこれらのペンキを使い、思い切って壁までコーディネートしたカラーに模様替えしてみると楽しそう。

Farrow&Ball  
50 rue de l'Université 7e
111 bis Rue de Turenne

Luttle Greene  
197 rue de Vaugirard 15e
21 rue Bonaparte 6e

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