一目で北欧と分かる編み込みの帽子とセーターで、スカンジナビアを強調したポスター
Carl Larsson au Petit Palaisカール・ラーションはスエーデンを代表する画家で日本にも沢山のファンがいますが、なぜか同じヨーロッパなのに案外フランスでは知名度が低いようで、今フランスで初めての回顧展がプチパレで開催中。ストックホルムまで行かずにこれだけ沢山見られるチャンスはめったに無いので、ファンには見逃せない展覧会です。
下は入口を入ったすぐのところにあった、見ているだけで自分もこの雪景色の中にいるような気分にさせられる素晴らしい油絵で、スエーデンに引き上げた後の作品。以後はあの有名な“私達の家”という水彩集など、家族の日常を描いた作品を沢山発表しましたが、なぜか輪郭をきっちり取ったイラストのような画風に変化します。日本画にとても傾倒していたそうなので、線書きの浮世絵に影響を受けたのでしょうか・・
私達の家
Carl Larsson, L'imagier de la Suède, Petit Palais Avenue
Winston Churchill 8e