Les tissus de lin chez Dreyfus à Montmartre
モンマルトルのドレフュスはパリで一番大きな生地屋さんで、6階建ての建物一杯に様々な生地が並んでいるのは壮観です。私がこのお店で特に好きなのはリネンのコーナー。服用の微妙な色合いのパステルカラーの薄手リネンにも心を惹かれますが、なんといっても厚手のインテリア用の生地にはいつもうっとりさせられます。上記写真の一番手前の、精製されない荒い麻のベースに、ペール・ブルーの糸を織り込んだものなど、見るたびにあぁフランスだな~と思ってしまいます。生地自体が美しいので、四角に縫うだけでとてもシックなテーブルクロスやクッションができるし、大きなエコバッグを作っても素敵。
これは一番厚手で、一見シンプルそうですがジャガードのベースにストライプ入りのリネン。柄が大きいのとどっしりとしているので、椅子やソファーの張り替え用や、ベッドカバーなどにもよさそうです。
上から2番めと4番目の生地は、表面に出す生地ではなく、例えばマットレスやクッション、枕等詰め物製品を包む時に使われる丈夫な素材で、ずーっと昔からモデルチェンジしていないので、アンティークにもよく使われているのを目にします。色もストライプも素敵なので、裏方としてだけ使うのはもったいないくらい・・主役としてバッグなど作ったものが時々インタリア雑誌などに出ています。
Dreyfus, Marché Saint-Pierre 2 rue Charles Nodier 18e http://www.marchesaintpierre.com/