オスマン通りのデパート、プランタンの1階にあるカフェ・プーシキンは、世界中のジェットセッター達が集まることで有名なモスクワの豪華レストランのパリ店です。パリ店といってもカウンターのイートインコーナーと、お菓子のショーケースだけの小さなスペースなのですが、一歩入るとそこはもう帝政ロシア。白黒ダミエのタイル、ゴールドのレリーフと鏡の華麗な装飾は、ベルサイユなどフランスのシャトーの装飾に似ていても、やっぱり東欧の香りがします。並んでいるお菓子は、フランス最優秀職人賞やお菓子のワールドカップで優勝したシェフ、エマニュエル・リョンの、他では見られないような豪華絢爛さが、これもまたエキゾティック。
ところが実は私はこのお菓子をまだ食べた事がないのです。いつか食べようと思いつつ、でもいつも結局ペストリーの方を買ってしまいます。特にここの大きなクロワッサンは中がフワフワ、溶かして透明な砂糖がかかり、この甘さがフランスのクロワッサンとはまったく違って大好きなため。
ピロシキはオードブル用のものと、甘いデザート用など、ロシアならではの商品もあります。
Café Pouchkine プランタン・デパート、オスマン通り店1階
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