Les dentelles de Solstiss
カンヌ映画祭が開催中です。
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オープニングを飾ったバズ・ラーマンのグレート・ギャツビーは、その華麗なコスチュームでも話題を呼んでいますが、使われたレースはフランスの老舗メーカー、Solstissのものです。
ソルスティスは、高級レースの需要が急激に減って危機に瀕した70年代に、4つの伝統あるレースメーカーが合併して作られましたが、そのルーツは1879年くらいまで遡れます。素晴らしいアーカイブを持ち、常に6,000のデザイン、30,000カラーの注文に応じられ、フランスの人間国宝ならぬ、生きた国宝企業とでも訳したらいいのでしょうか、に指定されています。
キャツビーの衣装には、アールデコのフラワーやジオメトリー柄、そしてビーズ、スパンコール、リボン刺繍のあるレース210点のデザインが選ばれ、1,400mを織り上げたそうです。
1956年にはグレース・ケリー、2年前にはケート・ミッドルトンのウエディングドレスにも、ソルスティスのレースが使われました。ショールームには、ウエディングドレスを着たケート妃の写真が飾ってあります。
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