Artcurial
シャンゼリゼは通る人々もショップも、インターナショナルで無国籍的になってしまい、用事もないのでめったに行かないのですが、時々行く日のお目当てはアールキュリアルのブックショップです。20世紀以後に絞ったアート、デザイン、建築、写真関係の本、雑誌のセレクションが素晴らしいのに、一般にはあまり知られていないのか、いつも静かで落ち着いた雰囲気。高い天井から下がるランプや、時にはモビールなどが、行くたびに違うデザインに変わっているのも楽しみです。今は写真のように大きなランプで、初めはちょっとびっくりしましたが(写真より本物はもっと巨大なイメージ)、意外に建物や本としっくりして、さすがでした。
ロンポアン・デ・シャンゼリゼの広場の角の、ハイクラスの美術、骨董を扱うオークション会場アールキュリアルの中にあり、入口の門はちょっと敷居が高そうですが、かまわずに入ること。ブックショップは入って2つ目の左です。
こちらは入口を入って右側にあるカフェ・アールキュリアル。オークションに来る半端でないお金持ちが顧客なので、アルコール付きでフルコース食べたら普通のカフェの値段ではすみませんが、イタリアンなのでパスタなら大丈夫。建築家シャルル・ザナが、イタリアデザインの大御所、ジオ・ポンティとエットーレ・ソッタスなどからインスピレーションを得たデザインに改装したばかりで、ガラスの天井と、中庭に面した大窓から緑が見え、今話題です。
Artcurial 7 Rond-Point des Champs-Elysées http://librairie.artcurial.com/fr/index.asp
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