春はパリ市内のあちこちで、週末にオープンエアのブロカントやヴィッド・グルニエが開かれます。日本では一口にアンティック・マーケットと言いますが、フランス語でantiqueアンティックには、ギリシャ、ローマ時代など“古代”の意味もあり、本物の古美術=高めの物を扱うのが純粋なアンティック・マーケットで、入場料を払う市もあります。庶民が気軽に買える価格帯のものはbrocanteブロカント、素人と一部セミプロが不用品を売るvide grenierヴィッド・グルニエ(屋根裏の物置を空にするという意味でフリーマーケットの事)で、後者はガラクタも多いけれど、安いものは1-2ユーロからあり、町ぐるみで和気あいあいとしていています。今週末に開催されたモンマルトルの下のトリュダーン大通りの市は、ボボ地区なのでブロカントでもグレードの高いブースが集まり、特にデザイン物が沢山あって楽しい市です。
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