4/01/2013

イースターの卵

L'Oeuf de Pâques 

この週末はキリストの復活を祝うイースターのウイークエンドでした。日曜日はイースター、翌日の月曜日はイースターの月曜日と呼ばれ、フランスは土曜日から3連休です。現代のフランスでは、ミサに行くなどキリスト教の教義を実際に守って生活している人は少なくなり、特に連休なのでレジャーに出かけてしまう人も沢山いますが、それでも復活際(Pâques)は、キリストの生誕を祝うクリスマスと並ぶ大きな祭日で、親戚や家族が集まってお祝いします。

このお祝いに欠かせないのが卵(Oeuf)。卵はこれから生まれる生命を意味し、キリスト教よりずっと昔から春と繁栄の象徴としてあったものが、キリスト教と繋がって復活の象徴になったようです。卵だけでなくニワトリ、また卵を持って来るとされたウサギ、キリストの象徴の魚、教会のベルなどの形をした中が空洞の大型のチョコレートの中に、小さなチョコレートや砂糖菓子が入っているものをプレゼントしたり、イースターの日には庭や、アパート住まいの人はアパートの中に小さな卵のチョコレートを沢山隠して、子供たちが探す習慣があります。チョコレートが贅沢品だった時代は、色を付けた本物の卵をプレゼントしたそうです。木製の卵に色を塗ったものを骨董店で見かけることがよくありますし、王侯貴族が作らせた精密な絵の芸術品といえる卵も、美術館などで見ることができます。


祭日とチョコレートというと、商魂逞しくお菓子会社が売り込みそうに思えますが、フランス人は何かというとチョコレートを食べたがり、プレゼントし合うので、イースターが特に商業ベースに乗って派手になっている感じはあまりありません。ピエール・エルメ等々の有名チョコレート店は、もちろん競って“他と違った”デザインの卵チョコレートを売り出します。このブログはデザインがテーマなので、本当はそういったアーティスティックな卵の写真を載せるべきなのですが、それらの卵はアートすぎて全然かわいくないので、今回は敢えて庶民的な安めのチェーン店などのチョコレートの写真を載せることにしました。子供が抱えてニコニコうれしそうにするのは、やっぱりカラフルでかわいい卵でなければ!
春らしくイースターの卵やウサギで飾られたヴィルロイ・ボッシュのウインドー。 イースターのプレゼントにピッタリな卵型のボンボン入れが加わったティーセット
カラフルなカトラリーやカフェオレボールのショップ、サーブルのウインドーには、藁のニワトリと卵のチョコレートを飾ってイースターのテーブルを演出

Sabre http://boutique.sabre.fr/

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